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平準化生産とは?
生産における平準化は、「量」・「種類」を均等にばらして生産する手法の一つ。平準化生産は、いつでも一定に生産量や生産品目が流れ続けている状態である。トヨタ生産方式のジャストインタイムは平準化生産ができていることが前提である。
平準化生産はロット生産と対比される。一般的なロット生産ではまとめてロット化するためラインの効率がよく、段取り回数も少ない。反面、最大生産数量に合わせて人と設備が用意されるため、生産数量が最大でないときに、手待ちのムダが発生する。今日は10個生産、明日は100個生産といった具合に生産計画にばらつきが起き、在庫が増えたり、逆に欠品が生じ、結果的に多くのムダを含む原価の高い品目になる。
平準化生産では、生産量と種類が一定なので、前後工程の在庫が抑えられ、お客の急な要求にも対応しやすくなる。
生産のムダを取り除き、原価低減を進めるための生産現場方法として平準化生産は重要であるが、 段取替の回数が増えるというデメリットもあるので、回数と時間を改善して効率化をすすめる必要がある。
平準化をすすめる手順としては、生産数量と品目の分析を行い、数量の多いものから平準化していく。また、前後工程の関連性を明確にし、整流化をすすめ、ABC分析やロットサイズの最小化を考えながら平準化計画のサイクルを決めていく。
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