現場DXプラットフォームとして進化した
モバイルエッジコンピューティングの
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モバイルエッジコンピューティングによる現場のDX化
ノウハウのデジタル化や職人の技術伝承の遅れ、更には、コロナ禍で移動が制限される中、今までのような国内外の現場へ人を派遣するのは難しくなっており、リモートで支援できる体制の構築が喫緊の課題となっています。
また、従来からの労働力不足の中での効率的な技術・ノウハウ習得、多様な働き方に対応するコミュニケーションツールの必要性などの社会的課題を解決するモバイルエッジコンピューティングデバイスへの期待が高まっています。
Dynabook社が提供する"dynaEdge"は、長年のノートPC事業で培った高密度実装技術をもとに、様々な環境でエッジコンピュ―ティングを可能にし、現場での作業のリモート化、デジタル化、熟練技能の伝承・教育支援により現場のDX化を実現するソリューションです。
ニューノーマルでの生き残りに向けて、現地現物が徹底されている製造現場での省人化、およびデジタル化による人間関係依存や場所依存業務の低減に大いに貢献します。
今回、現場のさらなるDX化を支援すべく、dynaEdgeシリーズの新商品として、最新の第11世代CPUを搭載した、dynaEdge DE200を投入し、インテリジェントビューアAR100と組み合わせ、現場における働き方の課題解決に活用が広がりました。
新開発dynabook Edge AIエンジン、dynaEdgeコントローラーをあわせ、現場DXプラットフォームとして提供し、製造・建設現場DXソリューションで、お客様の現場の課題の解決を推進します。
デバイス活用をもっと現場に拡大させ、現場における働き方をサポートすることで、社会課題の解決や生産性の向上に役立てることができます。
ウェアラブルデバイス
インテリジェントビューア AR100
ハンズフリーで現場の作業効率を向上させるWindows 10対応のメガネ型ウェアラブルデバイスです。作業者視点の視覚情報を撮影できる500万画素のウェアラブルカメラとして高画質動画の撮影ができるのはもちろん、640×360の高精細ディスプレイ、タッチパッド、マイク、スピーカーなどを搭載しており、DE200のインターフェースとして、映像と音声によるコミュニケーションを実現します。
Windows10 デバイス
モバイルエッジコンピューティングデバイス DE200
作業現場での使いやすさを追求した軽量コンパクトな手のひらサイズのWindows10 Pro 64ビット搭載デバイスです。 第11世代インテル® Core™ i7 / i5 / i3プロセッサーを搭載。モバイルエッジコンピューティングデバイスとしての基本性能の向上により、AIをはじめとした利用領域で卓越したパフォーマンスを発揮します。
新商品dynaEdge DE200 特長
- ●片手で持ち運べる軽さ約340g Windows10 Pro搭載機
- エッジコンピューティングを身に着ける
- ●長時間バッテリー駆動
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バッテリ大容量化で約7.5時間※2の長時間駆動を実現
USB Type-C™充電対応
- ●さまざまな利用シーンに応える5ボタンキー
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さらにユーザビリティを高める進化したデザイン
従来機dynaEdge DE100のコンセプトを継承
- ●現場利用を目指した堅牢性
- ●最新の第11世代インテルCore CPU搭載
- 独自の省電力技術・冷却技術で軽量コンパクトでも高性能
- ●LTEサポート※1
- さまざまなサービスと常に接続してDXを実現へ
- LTE通信モジュール対応モデルは、本年度中提供開始予定。
- 「JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.2.0) 」による値。ただし、実際の動作時間は使用環境および設定などにより異なります。
1.高性能CPU×dynabook Edge AIエンジンにより高度な処理を可能にします
第11世代インテル® Core™ i7/i5/i3プロセッサーを搭載。卓越したパフォーマンスを発揮し、dynabook Edge AIエンジン※1による処理を実現。dynaEdge DE200からの情報をAIエンジンがリアルタイムに処理し、瞬時に判断・解析することが可能。利用領域が拡大し、多様な価値を提供します。
- dynabook Edge AIエンジンは、開発者様・SIer様向けのSDKの一部としてご提供いたします。
2.事務所やオフィスのスマート化にも活用できます
遠隔支援ソリューション
Vision DE Suite ベーシック
DE200とAR100を活用した遠隔支援ソリューションVision DE Suiteを活用することで、簡単に写真・動画撮影、撮影したデータや事前に入れておいた資料データの確認ができます。また、Microsoft Teamsでの通話・画面共有をDE200の5ボタンにより簡単かつ直感的な操作で行うことができます。
- DE200の5ボタンでMicrosoft Teamsのすべての機能は操作できません。
オプション
様々なシーンでご活用いただける便利なオプションを多数ご用意しています。
こんな使い方をご提案
モバイルエッジコンピューティングデバイスDE200、インテリジェントビューアAR100、作業支援ソリューションVision DE Suiteの組み合わせにより、現場での業務改善に活用可能なソリューションが日々進化・拡大しています。
ハンズフリーで作業ナビゲーションを表示しながら、現場作業を行い、その工程を動画撮影してサーバーに送信するといった作業スタイルがを実現します。
またAIやAR(拡張現実)などの関連技術と連携することで、dynaEdgeが実現するソリューションはさらに広がっていきます。
- これらのご提案は活用シーンを想定したイメージです。別途アプリケーションや機材が必要となります。
1.遠隔支援
DE200、AR100を装着した現場作業者は、常にハンズフリーで作業し、必要に応じて支援者と音声通話をすることができます。一方、支援者は作業者の視界をPCで共有し、的確な指示を与えることができます。
2.作業ナビゲーション
管理者はあらかじめPC上で作業ステップごとに内容を作成し、各作業者にデータを配布。現場では作業者がDE200とAR100でその作業内容を順次確認しながら、正確に効率よく作業を進めることができます。
3.ピッキング
自動認識コードなどの情報をAR100のカメラで読み取ることで、広大な倉庫の中から目的の品物を迅速かつ正確に選び出すことができます。また、ハンズフリーのため、作業効率が飛躍的に向上します。
4.監視・警備
顔照合技術を活用することで、AR100のカメラの視界の中から、登録された人物を見つけ出すことが可能です。その人物の情報をディスプレイに映し出すことにより、監視や警備の現場で活用いただけます。
5.技能継承
生産の現場で課題となっている熟練者から新人への技能継承。遠隔地にいる熟練者が状況を映像で判断・支援したり、熟練者の作業手順を録画し、動画マニュアルとして共有するなどの活用で、スムーズに技能を継承できます。