図表
サーブリッグ記号
人の作業動作は18の基本要素に分解可能
F.B.ギルブレイス(1868-1924)は人の動作を分析すると18の基本要素、すなわちサーブリッグ(=動素)に分解できると考えた。彼の考案した18のサーブリッグが下の図表である。
サーブリッグ分析記号の説明
- 第1類
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価値を生み出す必要な作業だが、距離や時間など短縮できるところは改善する。
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- 空手移動
- モノに近づいたり離れたりする動作。まだ手には何も持っていない。空の皿の形の記号。
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- つかむ
- モノをつかむ動作。モノに触れた瞬間から次の要素へ移行するまで。磁石の形の記号。
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- 運ぶ
- モノを持ったまま場所移動する動き。お皿にモノを乗せて運ぶ形の記号。
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- 位置決め
- 使いやすいようにモノの位置を正す動作。
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- 組み合せる
- ものを組み合せる動作。
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- 分解する
- 組み合せたモノを分解する動作。
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- 使う
- 器具や装置を使ってモノの状態を変化させている動作。コップを上向きにして使う形の記号。
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- 手放す
- モノを手から放す動作。皿を逆さにした形の記号。
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- 調べる
- モノのサイズや色、形などを検査する動作。レンズ形の記号。
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- 第2類
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できればなくしたい動素。
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- さがす
- 対象物がどこにあるか目でさがす。目でモノをさがす形の記号。
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- 見出す
- 目で対象物をさがし当てたときの動き。
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- 選ぶ
- 複数のものから目的のものを選択するときの動作。目的物を指し示す記号。
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- 考える
- 作業そのものに入る前に考える動作。頭に手を当て考えている様を表した記号。
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- 用意する
- モノを使用後、次回次回位置を正す動作をしないように、使いやすい位置に置く動作。ボーリングのピンの形の記号。
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- 第3類
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ムダな作業なので、完全に取り除く必要がある。
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- つかまえている
- モノをつかんだままでいる状態。磁石にモノが吸い付いている形の記号。
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- 避けられない遅れ
- 自分ではどうにもならない遅れ。つまづいた形の記号。
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- 避けられる遅れ
- 自身の意思で防ぐことのできる遅れ。よそ見や手を休める動き。人が寝た形の記号。
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- 休む
- 疲れたために休む動き。椅子に座る形の記号。
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